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よくある質問と回答
老人会加入年齢を時代や実態に合わせて「おおむね70歳以上に」! |
高齢者のパワ−が地域の活性化に」
老人クラブは、全国で約12万クラブ、会員670万人を擁する全国組織です。
そして、地域を基盤とする高齢者の自主的な組織であり、目的が同じであれば加入年齢は問いません。加入年齢は60歳以上となっていますが、実際には地域によって違いがあり、50歳代で会員になっているクラブもあります。
老人クラブというと、国や県、市町から助成金が出され、趣味に興じているような活動だけをしているイメ−ジが強いですが、実際には、寝たきり防止や医療費の軽減につながるような健康づくり・介護予防事業や友愛訪問等による高齢者同士の支え合い、子どもの見守り、地域での美化・清掃活動等の社会に対する貢献活動を活発に行っています。また、災害時の支援では、会員の小さい力を結集して大きな支援活動につなげています。
このような活動は一人だけでは限界があり、クラブ組織として安心安全な地域づくりや地域の活性化に貢献しています。そして、助成金は活動の発展の大きな支えとなっています。
昔に比べて高齢者の実態は、変化が生じていますが、高齢者には新しい時代感覚を体得し、時世に取りのこされることなく社会の一員として、今までの経験を生かし持っている能力を発揮して、社会に貢献することが求められています。
老人クラブは、地縁社会が薄れていく中、地域力の担い手として、60歳代の加入を増やし、活性化を図っていくと共に、高齢者の生きがいを高めることが心豊かな社会になるように取り組んでいます。